管理栄養士による、管理栄養士ならではの「栄養部の食卓」、
2023年はタイトル改め「栄養部の豆知識」としてお送りします!
ここ最近、寒い日が続いていますが、体の「冷え」はたまっていませんか?
今回は、そんな皆さんにぴったり!
冷えの対策
「体の冷え」は切実な健康問題です。
「冷え」は人間の体のバランスを崩し、あらゆる病気の原因になっています。
そもそも「冷え」は様々な原因によって血管が縮み、血液の流れが悪くなって、末梢の毛細血管までスムーズに血が流れない状態をいいます。
だからこそ、まず足の先など、心臓から最も遠く離れたところから真っ先に冷えを感じます。
Check1:あなたの冷え性度チェック
最初に、あなたが感じた「寒い」「冷たい」という不快感が季節によるものなのか、冷え性によるものなのかチェックしましょう。
下記のうち、あてはまる項目が3つ以上ある方は冷え性の第一歩。全部当てはまる方は冷え性の可能性があります。
- 普通の人よりも寒がり、家では電気毛布やこたつが欠かせない
- 家の中にいても手足や足先が冷たく、痛みを感じる
- 低体温の傾向がある(平熱が35度台)
- 子供の頃からしもやけになりやすかった
- おなかや背中、腰が冷える
Check2:こんな生活が冷えを招く
Check1で、冷え性ではなかったという方も知っておいてください。
冷え性は、体質ではなく普段の生活が原因で起こるものです。
このチェック項目が多い人は要注意!
- 運動不足、あまり歩かない
- 食の欧米化、過食、高脂質のものをよく食べる
- 冷たいビール、アイスクリーム、ジュースを1日2回くらい食べる、飲む
- お風呂はシャワーで済ませる
- 足元は薄着
「冷え」の予防法
- 冬場は特に、体を温める食べ物・飲み物を心がけよう
- 入浴は37~40度位のお湯にゆっくりつかろう
- 冷えは足元から!足元を暖めよう
- 適度に体(特に下半身)を動かそう
「体を温める」食べ物・飲み物
まず「旬の食べ物」を意識してください。
暑い地域や季節には体を冷やす作物が収穫され、逆に寒い地域や季節には体を温める作物がとれるといわれています。
それでは、次回の「栄養部の豆知識」もお楽しみに~🐇