「2040へ向けた健康長寿と地域共生社会 ~慢性期医療の役割~」
今年の日本慢性期医療学会のテーマです。
新型コロナウイルス感染防止のためWEB開催となり、今回は発表は無く、用意したスライドを各自閲覧するスタイルでした。
当院からは理学療法士1名が演題を提出しました。
演題名は「呼吸時の脊柱運動に着目した呼吸介助手技の効果」です。
こちらのスタッフは、呼吸療法認定士の資格も取得しているんです。
呼吸器疾患に詳しい理学療法士がなぜ今回のテーマを選んだのか聞いてみたところ、
「呼吸器疾患の方へのリハビリでは、『呼吸介助』という手技で、患者さんの胸部を理学療法士が補助しながら運動を誘導します。しかし、胸部疾患や外科手術後の患者さんでは、胸部の運動を補助することができず、十分な運動効果が得られないことに悩んでいました。そこで、他に効果的な方法があるのではないかと思い、調べ始めたのがきっかけです。」とのことでした。
”今後も、幅広く「リハビリテーション」について研究を進めていく”との言葉が聞けました!
外来リハビリテーションを受けられる方、どんな発表内容だったかぜひ聞いてみてくださいね!
お ま け
日本慢性期医療協会会長は、平成医療福祉グループの理事長でもある、武久洋三先生です。
この日も演題発表の前に、挨拶がありました。
オシャレなネクタイをされていますね✨