10月某日。
四国の徳島県徳島市にある徳島平成病院の「総務部」に密着をした。
総務・人事・経理のすべてを行っているのが、「総務部」。
スタッフ5人はどのような日常を繰り広げているのか。
当番組はそんな総務部に迫るため、カメラを回し続けた。
勤務開始。
まずは郵便物の仕分け作業からスタート。
そのスピードはとても速く、捜査員は追いつけていなかった。
次に食堂の掲示物を作成中であった。
どんなデザインにするのか悩む様子はなく、黙々と作業を進めていた。
外では、入院患者さんの送迎に向かう場面があった。
車椅子の乗せ方も手慣れたものであった。
「銀行、郵便局、博愛記念病院経理課へ行ってきます!」
お気に入りの社用車での外出はかなりの気分転換になっているようだ。
中へ戻ると、看護部長にパソコンの操作方法を伝授していた。
ここ数年でパソコン作業が多くなり、総務部の活躍の場となっている。
斜め前の席では、給与明細を個人ごとに切り取っていた。
みんな大好き給与明細。手に渡るまで、あと少し。
年末調整のチェックで大忙し。
年末調整は、総務部では年に1度のビッグイベントなのだ。
間違わぬよう、真剣な眼差しの総務部職員。
図面を持って院内を歩き回ることも多い。
患者さんが来院しやすく、職員が働きやすい職場にするための話し合いは度々行われている。
事務長に報告をするための経費一覧と睨み合い。
10月は少し金額が大きくなっていたようで、ショックの様子。
看護部・リハビリテーション部・地域連携と入退院についての相談中。
真剣な話し合いの中にも、冗談を交えたりとコミュニケーションをとっている。
各部署の責任者を前にリーダーシップを取る総務係長。
患者さんには見えないところで、日々奮闘している総務部の5人。
本来の業務(総務・人事・経理)のほかにも、「何でも屋」になることが多々あるようだった。
力を合わせながら日々業務に取り組む姿は、この機会でしかお伝えできないはずだ。
当番組は、今後も総務部の密着を続けたいと思う。