今回の作業療法図鑑は『俳句』について紹介します。
俳句とは
日本の伝統文化の一つであり、5・7・5の17字で詠む短歌のことです。
季語は必須で、季語を含まない物は川柳になります。
俳句の効果
俳句は、ある場面を思い浮かべながら言葉を探したり、決まった文字数に納められるように考えたりしますよね。また、文字を書く際には紙の奥行や文字を書く範囲を考えながら文字を書いていきます。
これによって、左右の脳がバランスよく鍛えることができます。
また、季語を使用することで見当識の獲得にもつながる等、メリットがたくさんあります。
必要な道具
・筆ペン
・用紙
注意点
筆ペンのインクが手につく人が多いので、汚れないように注意してください!
ちなみに…
左脳では、読む・書く・話す・聞く・計算、論理的に思考するといった、人間にしかできないことを行っています。
右脳では音を聞き分けたり、物の形を見分けたり、広がりや奥行き等の空間的な認識を行っています。