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リハビリスタッフが徹底解説!

脱水と正しい水分補給

 

熱中症警戒アラート発令中!

毎日強い日差しが降り注ぎ、テレビや新聞でも熱中症警戒アラートで注意喚起がされる日が多くなっていますね。
体が脱水状態だと熱中症を起こしやすくなります。 体に必要な水分量と正しい水分補給の方法を知り、酷暑を乗り切りましょう!

水分は体の半分以上を占める重要な要素

人間の体の7割は水分」と聞いたことはありますか?その割合は年齢や性別、体脂肪の量などによって異なりますが、水分は体に必要な酸素や栄養素を運ぶ、不要な老廃物を排出する、体温を調節するなどの働きがあります。
体内に入る水分としては、飲み物・食べ物があり、反対に体外へ出ていく水分としては、尿・便・汗や呼吸に含まれる水分があります。 この体内に入る水分と体外へ出ていく水分量のバランスがとれず、体が水分不足の状態になると起きるのが「脱水症」です。

 

1日に飲むべき水分はどのくらい?

体外へ出ていく水分(尿・便・汗や呼吸に含まれる水分)の合計が1日あたり約2500ml だと言われています。一方、体内に入る水分は飲み物以外に食べ物に含まれる水分が約 1000ml、体内で食べ物の代謝により生じる水分が約200mlです。そのため、水分不足にならないために飲んだほうがよい水分は、2500ml-(1000ml+200ml)=約1300mlです。1日で500mlのペットボトル3本程度と考えるとイメージしやすいでしょう。

 

脱水予防!水分補給のポイント 3つ

1つ目は、しっかり食事を食べることです。

1日3食きちんと食事が摂れていれば、1000ml 程度の水分が補えます。ご飯やパン・麺等の主食だけで済ますのではなく、肉や魚・野菜類のおかずも食べることで、様々な栄養素が摂取できて夏バテしにくい体を作ることにも繋がります。

2 つ目は、のどが渇く前にこまめに飲むことです。

コップ1杯(150~200ml)程度を1日8回くらいに分けてこまめに飲みましょう。「のどが渇いたな」と感じた時は既に体が脱水になりつつあります。加齢によりのどの渇きを感じにくくなるため、生活の中で意識して水分を摂ることが大切です。

3つ目は、塩分・糖分濃度が濃いものや、アルコールは控えることです。

砂糖の多く入っている飲み物は、吸収まで時間がかかるため水分補給としては不向きです。また、アルコールには利尿作用があり、体内で分解する際にも水分を消費してしまうため、むしろ脱水になりやすくなります。このような理由から水分補給として摂取するのは水や無糖のお茶、薄めのスポーツドリンクなどがいいとされています。

 

 

心不全などの心疾患が心配で積極的に水分が摂れないなら、体組成計(InBody インボディ)による測定を

心不全などの心・循環器疾患から、水分摂取を控えたり制限している方もいらっしゃると思います。やみくもな水分摂取の自粛は脱水を招きます。
自分にとって必要な水分量を把握し正しく水分摂取を行うことが重要です。
現在の体の中の水分量や浮腫(むくみ)の状態を知るには体組成計(InBody インボディ)が有効です。
当院でも1回600円で測定ができますので、ご興味がありましたらお問い合わせください。

医療用体成分分析装置(InBody)のお知らせ

正しい知識で暑い夏を元気に乗り切りましょう!

 

 

 

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