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とくへいニュース

作業療法図鑑No.12

今回の作業療法図鑑は『塗り絵』について紹介します。

塗り絵

「塗り絵」といえば、子供が行うものの印象が強いですが、
従来の単純な絵柄ではなく、複雑かつ細かなものが多く、幅広い年代で取り組まれてきています。

塗り絵がもたらす効果とは?

脳の活性化が期待できる

絵に描かれた絵柄の形を認識し、全体のバランスを踏まえた上で色を考えます。そして、考えた色と同じ色の色鉛筆を手に取り、指先を使い細かく色を塗ります。これらの一連の流れは、脳を活発に活動させることになり、活性化が期待できます。

手指のリハビリにつながる

塗り絵をすると、「色鉛筆を掴む、握る」「線にそって握りながら塗る」など、指先を細かく動かすことになり、リハビリに繋がります。

ストレス解消に繋がる

塗り絵によって脳を活性化させられれば、緊張がほぐれ、自立神経も整いやすくなり、ストレスの緩和に繋がります。また、塗り終わった後の達成感や作品の仕上がりを見ることでの、やりがいも感じられます。

必要なもの

  • その人の好みの絵柄の塗り絵
  • 色鉛筆や絵の具、マジック

塗り絵を楽しむポイント

  • 適切な絵柄や難易度のものを選ぶ
    →その人のレベルに合わせた内容の物にする事により達成感などが得られやすくなります。
  • 好みの色や使う色をピックアップする
    →色彩感覚などは人それぞれです。色を変えることで多種多様な雰囲気を楽しむことができます。
  • 否定せずに褒める
    →正解はありません。その人ごとに完成したものを楽しみましょう。

▼バックナンバー
No.1:蕎麦すくい
No.2:季節行事
No.3:折り紙ブロック
No.4:調理実習
No.5:まきまき手芸
No.6:園芸療法
No.7:つまみ細工
No.8:絵手紙
No.9:俳句
No.10:アンデルセン手芸
No.11:書道
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