当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第九回目は、腰痛体操をお伝えします(^^)/
腰痛体操
皆さんは腰痛を感じたことがあるでしょうか。
腰痛の原因の一つに、運動不足が挙げられます。運動不足により、筋力の衰えが生じて腰椎への負担が増えると、腰痛の発生・悪化につながります。
さらに腰部の筋肉が過度に緊張し、血管が圧迫されることで血行不良を引き起こし、慢性腰痛につながります。
腰痛が酷くなることを恐れて、日常生活で過度に安静をとっている等、心当たりがある方におすすめしたい体操があります!
お尻上げ運動
仰向けになり、両膝を立てます。
息を吐きながらお尻を5秒間持ち上げます。5~10回続けてください。
(1日2セット)
☞ Point!
- 身体と太ももが平行になるところまでお尻を持ち上げましょう。
- 足や太ももではなく、お尻に力が入るよう意識しましょう。
お尻のストレッチ
仰向けになり、両膝を立てます。息を吐きながら片足を抱えて、膝を頭に近づけるようにして20秒間とめましょう。
次に、もう片方の足も同じようにしてください。
(1日1~2回)
☞ Point!
- お腹の力を抜いてお尻や股関節が伸びていることを意識しましょう。
柔軟体操
胸の前で手を組み、お尻で大きな円を描くように体幹部分を回す。
まずは右回りで5回、次に左回りで5回。
(1日1~2セット)
☞ Point!
- 頭の位置はできるだけ変わらないように意識しましょう。
- 苦手な方向があれば、その方向へ重点的に回します。
※これらの運動で痛みが出る場合は、速やかに中止し、医師や理学療法士にご相談ください。
それでは、次回の「自宅でのびのび体操」も、乞うご期待ください!
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」