当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第11回目は、のどの筋トレをお伝えします(^^)/
のどを鍛えよう!
食事の時にむせることはありませんか?
飲み込んだ後、のどに食べ物が残っている感覚はありませんか?
もしかすると、のどの筋肉の衰えが原因かもしれません。のども手足の筋肉と同様に鍛えることができます。誤嚥性肺炎の予防や食事を楽しむために、『のど』の筋トレをしましょう。
嚥下おでこ体操
(1セット:5秒間×5回)
即時効果があるので、食前に行うと効果的!
咽頭筋のトレーニングです。のどに食べ物が残りやすい症状がある方に効果的です。
- 椅子に座り、下を向く(目線はおへそ)。
- 額に手をあてる。
- 額と手に力を入れて、5秒間押し合う。
頭部挙上訓練
(1セット:5秒間×5回)
喉頭を挙上する筋肉を鍛えるトレーニングです。
飲み込んだ時の喉頭(のど仏)が挙がる運動を強化します。
- 仰向けになる。
- 肩を床につけたまま、頭だけ上げて、つま先を見る。
★枕なしで行うのが難しい方は、枕をして行いましょう。 - そのままの姿勢で5秒間キープする。
☞ Point!
30秒間キープできるのを目標に、毎日少しずつトレーニングしましょう。
無理をせず、疲れない程度に行いましょう!
注意点:血圧が高い方は実施せず、医師に相談してください。
それでは、次回の「自宅でのびのび体操」も、乞うご期待ください!
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」
No.9「腰痛体操」
No.10「棒体操」