当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第15回目は、座ってできる運動をお伝えします(^^)/
血流促進 座ってできる運動
テーマは血流
みなさん、年齢に問わず足の浮腫み(むくみ)を経験された方は多いのではないでしょうか。
これは、全身の血液循環がポイントとなります。
血液循環とは
血液循環は、上記一連の流れです。
全身の静脈で血液が滞り、行き場をなくした水分が血管から漏れ出すことで浮腫みに繋がります。
足の運動を行い筋肉を伸び縮みさせることで血液の流れを促進し、浮腫みの解消や予防につながるとされています。
今回は、座ってできる簡単な運動をご紹介します!!
足首の運動
(1日:各10回ずつ)
足が床につく高さの椅子に座り、つま先とかかとを交互にあげます。
力いっぱいではなく、軽く動かせる範囲で構いません。
むこうずねの外側、ふくらはぎの筋肉が働いていることを意識、確認しましょう。
股関節の運動
(1日:片脚3回ずつ)
椅子に座り、片方の足を持ち上げ両手で膝を抱えましょう。
お尻の筋肉が少し伸びる程度で構いませんので、10~15秒間保持してください。
もう片方の足も、同様にしてください。
※股関節や膝の手術をされている方は脱臼等のリスクがあるので、足首の運動のみ行いましょう。
浮腫みの原因
浮腫みの原因は様々で、単に加齢による血管の衰えだけではありません。
心臓や肺、腎臓の病気や静脈瘤(りゅう)など手足に近い血管の病気によってもおこります。
今回ご紹介した運動ですべてが改善するわけではありません。
自己判断はせず、気になることがあればすぐに当院を受診をしてくださいね。
それでは、次回の「自宅でのびのび体操」も、乞うご期待ください!
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」
No.9「腰痛体操」
No.10「棒体操」
No.11「口腔体操」
No.12「足の指体操」
No.13「膝を強くする体操」
No.14「セラバンド体操」