新着情報 新着情報

新着情報

とくへいニュース

リハビリコラム⓱

リハビリスタッフが徹底解説!

リハビリスタッフ各療法士の特徴

はじめに

当院のリハビリテーション科スタッフは、理学療法士21名、作業療法士8名、言語聴覚士1名が在籍しています。それぞれに専門性と特徴があり、患者さんの病気や障害に応じて、対応する療法士や治療の内容が異なります。
今回は、それぞれの療法士の特徴をご説明します。

理学療法士

関節の運動範囲が狭くなったり、動かしにくい、筋力が弱くなるなどの障害によって、寝返りや起き上がり、座る、立つ、歩くといった日常生活を送るうえで必要な動作(基本的動作)が制限されます。
このような状態の方に対して、関節の運動範囲を拡大したり、筋力を向上させるといった運動療法を行うことで、動作を改善することを目的としています。

作業療法士

先に述べたような身体の障害によって、食事や整容、排泄、入浴、更衣、書字といった日常生活活動動作(応用的動作やActivity of Daily Living:ADL ともいいます)に制限がある方を対象としています。
作業活動(手芸や工作など)を通して、身体機能の回復を図り、日常生活活動動作を改善することを目的としています。
また、作業療法士は、精神疾患をかかえている方を対象に治療することもあり、一般の病院のみならず、精神疾患を診療する病院でも勤務しています。

言語聴覚士

病気やケガが原因で、話すことや聞くこと、食べることに障害を抱えている方の治療をおこないます。
病気によっておこる症状はさまざまですが、それぞれの状態を検査し、発声や発語の訓練、摂食・嚥下(食べる、飲み込む)訓練、認知機能訓練をおこないます。
施設にもよるとは思いますが、聴覚への支援として補聴器や人工内耳の調整を行うこともあります。

当院の各療法士の配置(令和5年4月現在)

病棟

理学療法士12名、作業療法士7名、言語聴覚士1名(他部門兼務)
入院された患者さんの身体機能や動作能力の回復を目指し、退院まで支援します。

外来

理学療法士3名(外来専属)
兼務者込み理学療法士5名、作業療法士1名、言語聴覚士1名(他部門兼務)
日常生活は送れても、身体のどこかに痛みや動きにくい状態のある方を対象に運動療法や物理療法(温熱、電気治療)をおこないます。

訪問

理学療法士2名、言語聴覚士1名(他部門兼務)
要介護認定された方に対して、自宅に伺い運動療法や言語、摂食・嚥下訓練をおこないます。

デイケア

理学療法士3名、作業療法士1名
要介護認定された方に対して、運動療法や体操をおこなうとともに、食事や入浴といったサービスも併せておこないます。

それぞれの部門に各専門職が配置されています。
われわれ療法士は医師の指示のもと、患者さんに治療をしています。
自身やご家族の病気や症状に困られている方は、一度病院にご相談ください。

 

一覧へ戻る
back 一覧に戻るのアイコン

ご不明点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

電話番号はこちら
088-623-8611
ページトップ ページトップのアイコン

トップへ戻る