当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第18回目は、足の指体操をお伝えします(^^)/
足の指体操(難易度★ ★ )
足裏は体を支える土台です。
「偏平足」という言葉を聞いたことはありますか?
足裏にはアーチというものがあります。
このアーチが無くなることを「偏平足」といいます。
足の裏は体を支える土台であり、このアーチが運動するときや日常生活の中でとても重要な役割を果たしています。
アーチは、内側縦アーチ(土踏まず)、外側縦アーチ、横アーチの3種類あります。
「足底アーチ」の役割について知ろう!
アーチの役割1 体重を支える
足裏に体重がかかると、アーチを下げて地面と接地する面を増やします。
アーチの役割2 バネの役割
歩く時に一度アーチが潰れバネのように戻す力を使い、スムーズな蹴り出しをサポートします。
アーチの役割3 クッションの役割
足が地面についたときの衝撃を柔らかくし、膝や腰などへの負担を減らします。
このようにアーチには様々な役割があり、アーチが崩れると歩行トラブルの原因や膝痛、腰痛の原因の一つになる可能性があります。
そこで、簡単に出来るアーチ作りの体操を紹介します。
足趾グー・チョキ・パー(目安:各10回)
- グー:足の指全体を握り込みます。
- チョキ:親指を上げたり、下げたりします。
- パー:足の指を広げます。
カーフレーズ(目安:10回)
- 手すりを持ち、踵をしっかり上げます。
- 足の指の付け根部分で立つことを意識しましょう。
<チェックpoint>
立つのがしんどい方は椅子に腰かけて行ってもかまいません。
無理しないように頑張りましょう!
痛みがある場合は中止してください。
それでは、次回の「自宅でのびのび体操」も、乞うご期待ください!
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」
No.9「腰痛体操」
No.10「棒体操」
No.11「口腔体操」
No.12「足の指体操」
No.13「膝を強くする体操」
No.14「セラバンド体操」
No.15「血流促進 座ってできる運動」
No.16「記憶力UP!頭の体操」
No.17「便秘体操」