当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第25回目は、転倒予防に効果的な体操(座位編)をお伝えします(^^)/
転倒予防に効果的な体操(座位編)
高齢者の 3 人に1人は 1 年間に一度以上の転倒を経験 するとされています。
また転倒は、高齢者が骨折を起こす主原因であり、要介護の主要な原因の1つでもあります。
転倒のリスク因子には様々なものがありますが、その中の筋力低下に対しての対策を紹介していきます。
座ってできる簡単な運動なので、ぜひ行ってみてください!
運動を行う際のポイント
- ゆっくりと息を止めずに行う
- 背筋は伸ばした状態で行う
- 鍛える筋肉を意識する
- 疼痛が生じる場合は出来る範囲で行う
足上げ運動
大腿四頭筋が強化されます。
- 片足ずつ膝をしっかり伸ばす
- 5秒保持してゆっくり下ろす
つま先・踵を上げる
前脛骨筋・下腿三頭筋の強化されます。
- 両足をそろえる
- つま先と踵を交互に上げる
体を横に伸ばす
体幹筋力の強化、柔軟性改善されます。
- 体を横に伸ばす
- 5秒保持したらゆっくり下ろす
体を前後に倒す
体幹筋力が強化されます。
- 体をできるだけ前へ5秒
- 後ろへ5秒保持しゆっくり下ろす
▼バックナンバー
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」
No.9「腰痛体操」
No.10「棒体操」
No.11「口腔体操」
No.12「足の指体操」
No.13「膝を強くする体操」
No.14「セラバンド体操」
No.15「血流促進 座ってできる運動」
No.16「記憶力UP!頭の体操」
No.17「便秘体操」
No.18「足の指体操」
No.19「尿漏れ予防体操」
No.20「指さき体操」
No.21「バランス体操」
No.22「タオル体操」
No.23「肩こり体操」
No.24「握力をUPさせるための体操」
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
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