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とくへいニュース

作業療法図鑑No.37

音楽療法

今回の作業療法図鑑は、「音楽療法」について紹介します。

皆さん音楽を聴くと自然と手拍子をしたり、懐かしい気持ちになることはありませんか?
作業療法では、この”音楽が心を動かす力”をリハビリに活かすことがあります。それが「音楽療法」です。

 

音楽療法とは?

  • 音楽を”楽しむ”だけでなく、心身の回復や機能維持を目的に行う療法です。
  • 作業療法士は、患者さんの身体機能や精神機能面に合わせて音楽活動をリハビリの一部として取り入れます。

 

音楽がもたらす3つの効果

  1. 身体面への効果
    リズムに合わせて身体を動かすことで、関節の動きや姿勢バランスを整えます。
    例:タンバリンや鈴を鳴らす、歌いながら上肢を動かすなど
  2. 認知面への効果
    歌詞を思い出したり歌の順番を考えたりすることで、記憶力や注意力の維持に繋がります。
  3. 心理・社会面への効果
    音楽は気持ちを和らげ、ストレスや孤独感の軽減にも役立ちます。
    集団での合唱やリズム活動は、人との交流を深めるきっかけにもなります。

 

作業活動での実践例

  • 音楽や歌詞カードを使って季節の歌を一緒に歌ったりしています。
  • 手拍子を加えることで自然に上肢や体幹の運動にもなります。
  • 曲の思い出を語り合うことで、笑顔や会話が増える様子も見られます。

 

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