当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第30回目は、フレイル予防についてお伝えします(^^)/
フレイル予防について
フレイルとは、病気ではないが、加齢と共に筋力や心身の活動性が低下し、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、介護が必要になりやすい状態のことを言います。
フレイル予防として、①身体活動(筋力トレーニングなど) ②栄養(バランスの良い食事や口腔ケア) ③社会参加(仕事、趣味など)の3つが重要となります。
フレイルの進行を予防するためにはこれらの3つを総合的にみていく必要があります。
その中でも今回は①身体活動についてお話させていただきます。
踵上げ(10回×3セット)
効果:転倒予防、ふくらはぎの筋力向上
スクワット(10回×3セット)
効果:下肢の可動域維持、下肢全体の筋力向上
膝伸ばし(5秒×3セット)
効果:膝痛予防、下肢前面の筋力向上
※注意点
体調が悪い時や痛みがある時は運動を控えて下さい
また、運動の回数や強度などは年齢や性別などにより個人差があるため、無理のない範囲で実施して下さい
以上が自宅で簡単にできるフレイル予防の運動となります。筋力を鍛えると転倒予防や自己肯定感の向上にも繋がり、結果的にフレイル予防にもなるので、ぜひ実践してみてください。
また機会があれば②栄養③社会参加についても詳しくお話しができたらと考えています。
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」
No.9「腰痛体操」
No.10「棒体操」
No.11「口腔体操」
No.12「足の指体操」
No.13「膝を強くする体操」
No.14「セラバンド体操」
No.15「血流促進 座ってできる運動」
No.16「記憶力UP!頭の体操」
No.17「便秘体操」
No.18「足の指体操」
No.19「尿漏れ予防体操」
No.20「指さき体操」
No.21「バランス体操」
No.22「タオル体操」
No.23「肩こり体操」
No.24「握力をUPさせるための体操」
No.25「転倒予防に効果的な体操(座位編)」
No.26「二重課題 ~転倒予防~」
No.27「棒体操(立位)」
No.28「円背体操」
No.29「胸郭体操」