当院のリハスタッフが、毎日のスキマ時間に実践できる簡単な体操、
第35回目は、偏平足の改善・予防(足裏体操)についてお伝えします(^^)/
偏平足の改善・予防(足裏体操)
偏平足とは
足底の内側縦アーチが低下した障害のことを指します。
また、偏平足の約80%は後脛骨筋の機能不全が問題になりやすいとされています。
足部は歩行時の ①衝撃吸収 ②前方への推進力の増加 ③重心の安定性を高めるといった役割を担っています。
偏平足ではこれらの機能が働かなくなり、転倒リスクの増加や歩行能力の低下に繋がりやすくなります。
定期的に足裏のストレッチやトレーニングを行い、転倒防止や歩行能力の向上を図りましょう!
足底筋のストレッチ
足の指を手で包み込み、上下に動かす(15秒間×左右各2セット)
※動きのポイント:しっかり足裏が伸びていることを意識しましょう。
足趾把持筋の体操
つま先を上げた状態で、グー・パーの動きを左右交互に行う(15回×2セット)
※動きのポイント:お手玉やタオルを掴むイメージで行いましょう。
後脛骨筋の体操
足裏を内側に向けてボールを挟み、ボールを潰すように足首内側に力を入れる(10回×2セット)
※動きのポイント:膝は出来るだけ開かないように行いましょう。
注意点
- 痛みがある時は行わないようにしましょう。
- セット数は目安であるため、身体に合わせて行うようにしましょう。
No.1「変形性膝関節症予防のための体操」
No.2「転倒を予防するのための体操」
No.3「尿漏れを予防するための体操」
No.4「腰痛を予防するのための体操」
No.5「肩こりを予防するのための体操」
No.6「座ってできる腰痛体操」
No.7「キャットバック」
No.8「指さき体操」
No.9「腰痛体操」
No.10「棒体操」
No.11「口腔体操」
No.12「足の指体操」
No.13「膝を強くする体操」
No.14「セラバンド体操」
No.15「血流促進 座ってできる運動」
No.16「記憶力UP!頭の体操」
No.17「便秘体操」
No.18「足の指体操」
No.19「尿漏れ予防体操」
No.20「指さき体操」
No.21「バランス体操」
No.22「タオル体操」
No.23「肩こり体操」
No.24「握力をUPさせるための体操」
No.25「転倒予防に効果的な体操(座位編)」
No.26「二重課題 ~転倒予防~」
No.27「棒体操(立位)」
No.28「円背体操」
No.29「胸郭体操」
No.30「フレイル予防」
No.31「五十肩予防体操」
No.32「転倒予防に効果的な体操(立位編)」
No.33「転倒予防に効果的な体操(座位編)」
No.34「変形性膝関節症(予防)」